チャイルドシート、5年ぶり着用率が5割超える…JAFと警察庁調査

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日本自動車連盟(JAF)と警察庁は、4月20日から4月30日の間、全国で自動車乗車中の6歳未満の子どもを対象にした「チャイルドシートの使用状況」と「チャイルドシートの取付け状況」の合同調査を実施し、その結果をまとめた。

チャイルドシートの使用状況調査は、全国102か所で1万3003人の子どもを対象に実施した。

その結果、6歳未満の子どもの使用率は50.2%で、前年調査と比べて4.3ポイントアップし、2003年の調査開始以来、5年ぶりに5割を超えた。

使用率を年齢層別でみると、乳児用シートを使用する1歳未満は79.1%と高いが、幼児用シートを使用する1 - 4歳が50.8%、学童用シートを使用する5歳が26%と、年齢層が上がるにつれて使用率が低くなる傾向は例年と同じだが、今回は各年齢層とも使用率が向上した。

チャイルドシートの取付け状況調査は、北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、香川、福岡で実施した。その結果、正しく安全に取付けられていたのは、乳児用シートが29.2%、幼児用シートが32.7%と、取付け状況の不備が目立った。

JAFでは、子どもの車内の安全を守るために後席シートベルトの着用推進とあわせ、チャイルドシートの正しい使用方法に関する啓発活動を進めるとしている。

《レスポンス編集部》

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