気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2008年6月18日付
●消費税上げ「決断の時期」首相、不可避の認識(読売・1面)
●スバル11年ぶり新型車(読売・8面)
●大人も熱狂玩具市場、デジタル紙芝居、ハイテク野球盤(読売・8面)
●「F1」に中東・アジア勢、豊富な資金でGP開催(読売・13面)
●ブランド研究「シトロエン」車に息づく仏のエスプリ(読売・19面)
●サミットでエコカーPR自動車各社(朝日・10面)
●電気自動車でも三菱自協力検討 仏PSA(朝日・10面)
●中国広州トヨタ、第2ライン新設(毎日・8面)
●クルマ米国工場低稼働率、新興国へ「輸出攻勢」(産経・2面)
●エネルギー政策課題自民、中間まとめ、エコカー、原発を推進(産経・8面)
●言わせてもらえば:激安価格のクルマを作れ、早坂礼子(産経・11面)
●ブラジル国営ペトロブラス バイオ燃料日本販売、ガソリンより1-2円安く(日経・1面)
●クリーンディーゼル車、普及へ購入補助制度、経産省など(日経・5面)
ひとくちコメント
福田首相が懸案の消費税について「税率引き上げは避けられない」との認識を示したという。きょうの朝日を除く各紙が1面トップで報じている。
17日午後、都内で主要8か国(G8)通信社のインタビューに応じたものだが、「日本は世界有数の高齢化社会だが5%でやっている。だからこれだけ財政赤字を背負っているとも言える。その辺のところを決断しなければいけないとても大事な時期だ」(読売)と述べたそうだ。引き上げ幅は明言しなかったというが、首相自身がアドバルーンを上げることで世論の動向を見極めながら決断したい考えをにじませた。
国家の重要な方針を外国特派員だけの会見で表明するのも無神経である。道路特定財の無駄遣いなどの問題も表面化しており、国民の反発は避けられないとみられる。