フォルクスワーゲングループジャパン代表取締役社長のゲラシモス・ドリザス氏は、『ゴルフTSIトレンドライン』発表記者会見の席上にて、「世界的なガソリン価格の高騰で、TSI・DSG搭載車の需要が高まり、供給が追いつかない状況にある」と語った。
17日に新たに投入したゴルフTSIトレンドラインは、従来のエントリーグレード「ゴルフE」よりも20%燃費を向上させた15.4km/lで、欧州圏で販売されている6MTモデルよりも優れた燃費を実現している。欧州でのDSG搭載モデルの販売割合は「『パサート』で約2割、ゴルフで約1割」(ドリザス氏)にすぎないが、「DSGラインナップの拡充により搭載車の販売割合は増えつつある」という。