グランツーリスモ5が目指し、Driving Force GTが再現するドライビングスピリットとはなにか。その特長や開発の過程、ポリフォニー・デジタル社との協業について、Logitech社のプロダクトマーケティング・ディレクター、ルーベン・ムカジー氏に詳しく伺った。
1 | “究極”の上を行くドライビングホイール |
「私たちとポリフォニーデジタルとの関わりは2001年のGTフォースからでした。」とムカジー氏。しかし、PS2用の『GT Force』とPS3用の『GT Force RX』はロックtoロックが200度だった。他のドライビングゲームとの汎用性を考慮したためでもある。そこで次の『GT Force Pro』は『グランツーリスモ4』を念頭に作られた。「実車と同じロックtoロック900度にこだわりました。よりリアルな体験ができるように」。
ゲーム用としては究極のハンドルと呼ばれた『GT Force Pro』だが、Logitechはそれから2年間の歳月を費やして、Driving Force GTを作った。両者の違いとは?
「もっとも大きな特長はグランツーリスモ5に完全に対応することです。GT5とGT4はゲームプログラミングの根幹となる物理演算プログラムが大幅に進化しています。それから、3月にグランツーリスモ5プロローグが『SpecII』に進化した時に、新機能として"リアルタイムアジャストメント"機能が加わりました。これに対応するための"リアルタイムアジャストダイヤル"を追加しています」
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