三菱ふそう スーパーグレートに試乗…12段のトランスミッションで燃費向上

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三菱ふそう スーパーグレートに試乗…12段のトランスミッションで燃費向上
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三菱ふそうトラックバスが発売した、大型トラックの新型『スーパーグレート・ハイウェイカーゴ』に、栃木県にある三菱ふそう喜連川研究所テストコースにて試乗した。

新型スーパーグレート「ハイウェイカーゴ」は、優れた高速燃費を実現する高速主体のカーゴ車として開発された。トランスミッションには、電子制御機械式自動トランスミッション「12段INOMAT-II」を搭載している。

12段INOMAT-IIは、メルセデスベンツトラック用に開発された12段トランスミッションをベースに、日本市場向けにシフトプログラム等の変更を加え、三菱ふそうのトランスミッション自動化システム「INOMAT-II」との統合を図っている。

12段と聞くと巨大なトランスミッションを想像してしまうが、トランスミッション本体は、ノンシンクロ化と遊星歯車レンジ方式の採用により、コンパクトで軽量なユニットとしている。

イメージとして、スポーツタイプの自転車にあるような6段×2段ギアの組み合わせのようなもので、6段のギアにローギア、ハイギアを組み込んで、12段に刻んでいくといったもの。

トランスミッションを多段化する目的としては、燃費を良くするにはとにかくエンジン回転を下げる必要があるといい、多段化により一段でも高いギアを使いエンジン回転を下げ燃費を稼ぐという。

燃費は、高速主体のカーゴ車として最適なパワートレーンとし、低ファイナルギアなど専用コンポーネントを搭載することにより、高速道路での燃費を約5%向上させたとしている。

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