石油情報センターが14日発表した、店頭でのレギュラーガソリン全国平均価格は、1リットル当たり160.1円となり、同センターが統計をとりはじめて過去最高値となった。
前の週と比べて0.5円値上がりし、初の160円台となった。ハイオクガソリンは170.8円、軽油は139.4円だった。都道府県別では長崎が最も高く165.5円だった。
ガソリン価格は、原油価格が最高値を更新しているのに加え、一時期よりも円安ドル高が進んだことから、石油元売各社が卸価格を引き上げたことが影響した模様。
また、卸価格改定を月2回実施している出光興産では、16 - 31日出荷分の石油製品卸価格を5月1 - 15日出荷分比1リットル当たり5円値上げすると発表しており、今後、他の石油元売各社も値上げすることが予想される。
編集部注---e燃費のデータでは、レギュラーガソリン全国平均価格は1リットル当たり151.8円。石油情報センターの統計が「販売価格」の平均であるのに対し、e燃費データはユーザーが実際に給油した「購入価格」の平均。低価格が多くなるので「販売」平均より安くなる。