三菱ふそう、運転注意力モニターが自動車技術会賞を受賞

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三菱ふそう、運転注意力モニターが自動車技術会賞を受賞
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三菱ふそうトラック・バスは、「運転注意力モニター(以下:MDAS-III)」が自動車技術会が発表した第58回自動車技術会賞で「技術開発賞」を受賞したと発表。

MDAS-IIIは運転注意力の低下による事故の発生を未然に予防する新世代の安全システムで、その技術水準と低コストで標準装備できる点が高く評価された。

三菱ふそうトラック・バスでは国土交通省の推進するASV計画に参画。予防安全技術の開発に積極的に取り組んでいて、運転注意力モニターは1996年の投入から改良を積み重ね、現行のMDAS-IIIで3代目となる。


MDAS-IIIは、室内に設置したカメラで認識した車両のふらつきや、ドライバーの修正操舵、ウィンカーをはじめとしたドライバーの運転操作を総合的に判断し、ファジイ推論を採用したロジックでドライバーの運転注意力の状態をモニターし必要に応じて警報する。
システム起動後15分間でドライバーの走行パターンを学習し、注意力が低下していることを検知すると最適な注意力低下警報を発生する。

また、はみ出し運転を警報する車線逸脱警報機能とも連動し、注意力が低下した状態で車線をはみ出した際は、はみ出し側のスピーカーから警報音を発生することで、はみ出した方向をドライバーにわかりやすくするなど、運転を積極的にバックアップし予防安全性を高めたとしている。



同システムは、すでに大型トラック新型『スーパーグレート』長尺カーゴ系に標準装備、トラクター系にオプション装備するとともに、大型観光バス新型『エアロクィーン&エアロエース』にオプション装着が可能、約2900台が販売された。

授賞式は、5月22日にパシフィコ横浜で開催される「自動車技術会春季大会」にて行われる。

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