トヨタ自動車は北京モーターショーで、中国での『G-BOOK』スタートを09年春とアナウンスした。しかしサービス開始を待たずとも、「来月より、北京で交通情報サービスに対応するナビゲーションシステムを試験的にお客様にご使用いただき、モニター評価を行います」(渡辺社長)という。対象は『クラウン』もしくは『レイツ』(日本で『マークX』)の約300台。北京市で試験運用中の交通情報サービスに対応した端末を付加することで新規購入はもちろん、既存のオーナーもモニタ運用に参加できる。北京オリンピックにより、交通規制や渋滞の変化がイレギュラーな時期だからこそ「リアルタイム情報提供」の強みが発揮されることになる。モニター評価のフィードバックは年末まで行われ、G-BOOKの開発に織り込んで行く方針だ。「渋滞情報の価値をどのように感じていただけるか、より中国の人が見やすいと感じてくれる渋滞の表記の仕方などを、利用していただいたお客様に直接うかがい参考にしたい」
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