踏切内で男性死亡、列車ではなくクルマがはねる?

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18日未明、千葉県鎌ケ谷市内にある新京成電鉄線の踏切で、踏切内に倒れている男性を通行人が発見した。男性は収容先の病院で死亡。新京成線の列車が人身事故を起こしたという報告はなく、警察では最終列車の通過後に踏切を進行したクルマにはねられたものとみている。

千葉県警・鎌ケ谷署によると、警察が事故発生を認知したのは18日の午前1時50分ごろ。鎌ケ谷市くぬぎ山付近の新京成電鉄線の踏切で、踏切内に60歳代とみられる男性が意識不明の状態で倒れているのを通行人が発見。警察に届け出た。

男性は近くの病院に収容されたが、腰などを強打したことが原因で約3時間後に死亡。その後の調べで、船橋市内に在住する59歳の男性と判明した。

死亡した男性は踏切内で事故に遭ったものとみられるが、同日の午前0時20分ごろに現場を通過した最終列車が人身事故を起こしたという記録は無く、交通量が比較的多い国道464号との踏切でもあることから、警察では男性が踏切内を進行していた際、クルマにはねられたものと断定。クルマによる死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。

《石田真一》

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