フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、昨年末から始めた「VWエコドライブ・トレーニング」を、大阪・南港にあるホテルコスモスクエア国際交流センターを拠点として4月11 - 13日の3日間実施した。
西日本地区では初開催となった今回のエコドライブ・トレーニングには、大阪近郊在住のVWオーナー及び正規販売店のスタッフなど総勢約80人が受講した。
今回のトレーニングでは、大阪・南港エリアの一般道5.2kmで行った。場所柄と時間帯によって変化する交通状況にも関わらず、良好なエコドライブの成果が得られ、受講者全員の総平均で24%の燃費改善があったほか、所要(走行)時間の平均も短縮された。
トレーニングでは、専任インストラクターが同乗して合計2回の走行データを収集した。1回目は普段通りに走り、2回目はエコドライブに関する技術的なアドバイスを受けながら走行する。
具体的には、TSIエンジンの特性を生かしエンジン回転数を2000回転以下に抑え、DSGトランスミッションの特性を生かしアクセルワークやマニュアルモードによる早めのシフトアップ、そして早めのアクセルオフ、さらに長めの停車時にアイドリングストップする といったテクニックを体験してもらった。
合計2回の走行で得られたデータは詳細に数値化、グラフ化され、トレーニングの最後に、これらのデータに基づいた個別クリニックを受講生全員に行った。受講者からは「こんなに違うとは驚いた」、「すごく楽しかった」などの感想が寄せられたとしている。