東京モーターサイクルショー、アプリリアブースの目玉は、3月29日発売の『NA850 MANA』だ。Vツイン839ccに電子制御式CVTを組み合わせ、3種類のATモードとシーケンシャル7速モードを切り替えて走ることができる。
混雑時は楽チンなAT、ワインディングではスポーティーなMTマシンとして走りを楽しめ、メットインスペースも持つ。
バイクでもジワジワとAT化が進んでおり、ヤマハは『FJR1300AS』で既存のトランスミッションをアクチュエーターで操作する半自動ATを採用。ホンダは『DN-01』に油圧を使ったATミッションを搭載するなど、様々なアプローチがなされている。
考えてみれば、4輪ではフェラーリやポルシェでさえATが当たり前。今後、スクーター以外のカテゴリーでオートバイのAT化がどのように進んでいくかも興味深い。