ホンダは、空冷・4ストローク単気筒223ccエンジンを搭載した軽二輪スポーツモデル『XR230モタード』を28日から発売すると発表した。
XR230モタードは、今年2月に発売したデュアルパーパスモデルの「XR230」をベースに、前・後輪に17インチのオンロードタイヤを装着した。ツートーンシートや燃料タンクのシュラウドに専用ストライプを施すなど、本格的なスーパーモタードのスタイリングとしている。
エンジンは、XR230と同様、キャブレターのセッティング変更で混合気の適正化を図るとともに、排気ガスを浄化する触媒装置(キャタライザー)をエキゾーストパイプとマフラーにそれぞれ内蔵することで、2006年国内二輪車排出ガス規制に適合した。排出ガスのクリーン化に加え、燃費は46.0km/Lを達成したほか、より低・中速域を重視した出力特性とすることで、市街地からワインディングロードまで幅広い用途で力強い走りを実現するとしている。
車体は、前・後に小径で幅広い17インチサイズのオンロードタイヤを装着し、リアサスペンションに専用のセッティングを施した。また、コンパクトな車体は、足着き性の良い800ミリのシート高とした。
車体色は、鮮烈なプラズマイエローと、さわやかなイメージのロスホワイト、クールなイメージのブラックの3色を設定した。
価格は50万8200円。