いすゞ自動車は19日、米国で製作している『MU』、『WIZARD』の燃料噴射装置に不具合があるとして、国土交通省のリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、1998年3月16日 - 2001年10月30日に製作された9757台。
インジェクタ(燃料噴射弁)の設計寸法が不適切なため、燃料の軽油がエンジンオイルに混入するものがあり、原動機の回転が上昇するおそれがある。全車両、インジェクタのシリアル番号を確認し、対象となるものは全気筒のインジェクタを対策品と交換する。
不具合発生件数は4件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。