「ジャパン インターナショナル ボートショー2008」が6日、横浜・みなとみらいのパシフィコ横浜で開幕。そこに豪華なボートが参考出品された。
ヤマハ発動機の『YAMAHA 35』がそれで、需要が活性化している中東のドバイ市場向けに開発したものだという。ドバイといえば、いま急速に再開発が進んでおり、世界のセレブが集まってくる国として知られている。クルマのディーラーにしても、豪華絢爛そのもので、顧客は高級車を数台まとめて買っていくという。
そんな金持ちをターゲットに開発したのがYAMAHA 35で、「世界最大の350馬力船外機を2基搭載した、スポーツ性とプレミアム性を兼ね備えた新しいボーディングスタイルを提案するモデル」と梶川隆社長も自信を見せるボートだ。
その豪華さ一目瞭然、来場者も大いに注目していた。ヤマハ発動機関係者によると、価格はまだ未定とのことだが、「4000万 - 6000万円になるのではないか」。庶民には高嶺の花だが、ドバイの人にとってはお手頃価格なのかもしれない。