新明和、理美容機器製造から撤退…理容店が減少

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新明和工業は、連結子会社の新明和リビテックが事業撤退すると発表した。リビテックは、1970年に設立し、理美容機器及び医科機器の製造・販売事業を行ってきた。

最近では、同社の主力製品である理容機器の主要顧客である理容店が減少し、既設店も経営者の高齢化が進むなど、市場環境は縮小傾向にあり、販売面でも熾烈な競争下にある。加えて、新明和工業の主要事業とリビテックの事業とは市場、技術の関連が薄いことから、今後主要事業に集中して経営資源を投入するため、リビテックの事業から撤退する。

リビテックの従業員は約70人。2008年度中清算する予定だ。

新明和工業では、事業撤退で棚卸資産処分損、特別退職金が発生するため、今期に特別損失4億円を計上する。2008年3月期連結業績見通しの当期純利益を26億円から22億円に下方修正した。

《レスポンス編集部》

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