【ホンダ フィット 開発者にきく】燃費を落とさずドライバビリティを向上

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新型ホンダ『フィット』のパワートレインは、1.5リットルは先代の改良型といえるものだが、1.3リットルは新開発の「i-VTEC」エンジンを採用している。

開発責任者を務めた本田技術研究所の人見康平さんは「従来の1.3リットルは低速域でのトルクは優れていたのですが、高回転域の伸びやパワーフィールでは厳しい意見もありましたので、新型フィットでは、新開発の1.3リットルi-VTECエンジンを採用しました」と明かす。

「新型の1.3リットルは4バルブ化により吸排気効率が飛躍的に向上し、低速域のトルクを落とすことなく高回転域の力強さを手に入れています。最高出力も86psから100psに向上しました」

「また、低負荷領域では吸気の1バルブを休止する機能を採用していますので、モード燃費の数値も先代と同じ24.0km/リットルをマークしています。そのうえでエアコン効率の向上などで、実用燃費は先代よりも改善されています」

「1.5リットルはバルブ休止は付きませんが、吸排気効率を見直すことで10psのパワーアップをさせながらも低燃費を維持しています。また、CVTもトルクコンバーター付きに切り替え、滑らかな加速性能を手に入れ、ハイレシオ化することで高速巡航時のエンジン回転数を下げることにも成功しています」

「トルコン式CVTは燃費の面では不利な面が多いのですが、新型フィットはパワートレインや補機類のフリクションを低減することで燃費の悪化を防いでいます」と改良点の多くを語ってくれた。

新型フィットの凄いところは、ボディサイズが拡大され、エンジンがパワーアップしているにも関わらず、優れた燃費性能が維持されているところ。その陰には新開発の1.3リットルエンジンや徹底したフリクション低減がその効果をもたらしているといえそうだ。

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《岡島裕二》

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