【マツダ アテンザ 新型発表】ブランドイメージ向上に明るい兆し

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海外での販売台数増加が寄与して、今のところ業績堅調なマツダだが、国内販売の状況は決して良くない。2007年の軽自動車を除く販売台数は、前年比8%減の19万8300台と、20万台を割り込んでしまった。

マツダにとっては剣が峰の状態が続いているのだが、ブランドイメージの向上については明るい兆しもある。明るい材料のひとつが、マツダ車の下取り価格の大幅上昇だ。

マツダの有力ディーラーネットワーク、関東マツダの古田正雄社長は、「2001年以降、マツダは走る楽しさを追求するという明確なコンセプトのもとにクルマ作りを行い、それとともにここ5、6年のユーザー満足度は飛躍的に上昇しています」という。

「その満足度の向上を象徴しているのが、下取り価格の大幅アップ。『アテンザ』、『アクセラ』といった新世代のマツダ車のオークション相場は“マツダ地獄”どころか、クラストップですよ。これからも丁寧にブランド構築をやっていきたい」

「もっとも、販売台数についてもわれわれは新型アテンザの販売目標の2割にあたる月300台を販売する計画を持っており、もちろん達成するつもりです」と、販売現場におけるブランドイメージの回復ぶりについての実感を語った。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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