ヤマハ発動機は、電動ハイブリッド自転車『PASリチウムシリーズ』について、バッテリー性能の向上やアシスト制御プログラムの見直した2008年モデルの5機種を2月20日から順次発売すると発表した。
2008年モデルのPASリチウムシリーズの主な特長は、リチウムイオンバッテリーの容量を従来比約8%増量、サイクル寿命の伸長、低温特性の改善などバッテリー性能の向上を図った。アシスト制御プログラムを全面的に見直し、メリハリのある走行感覚を実現すると、している。
バッテリー性能の向上とアシスト制御プログラムの見直しとの相乗効果で、1充電あたりの走行距離が標準モード・オートエコモードプラス使用で「一般路走行パターン」での測定時に約25%向上した。
また、各機種別のターゲットユーザーに合わせたカラーリングやグラフィックを採用、扱いやすさや視認性を向上した新グリップシフトの採用など自転車部品の仕様を向上した。
ブラウンパーツ仕様車は、よりシックなダークブラウンパーツに仕様を変更した。
ニッケル水素バッテリー採用の電動ハイブリッド自転車「PAS」についても、アシスト性能の進化と、より使いやすい自転車部品の仕様向上を図った2008年モデルを3月17日に発売する。
PASリチウムシリーズの2008年モデルの価格は9万9800 - 12万2800円。