【新聞ウォッチ】今年の交通死亡事故、5000人台に激減も

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年12月21日付

●来年の注目語は「洞爺湖サミット」「北京五輪」(読売・10面)

●ロシア進出正式決定へ 三菱自 週明けにも契約調印(朝日・14面)

●国内自動車販売、4年連続で減少 08年、自工会見通し(朝日・14面)

●道路財源、民主、暫定税率撤廃案「脱・自民型」で地方対策(毎日・5面)

●中型トラック、GMが撤退へ、ナビスターに売却(毎日・11面)

●交通事故死 54年ぶり5000人台(産経・26面)

●米、自動車燃費40%向上目指す、エネルギー法成立(東京・9面)

●クライスラーとOEMを検討、日産社長(日経・13面)

●世界販売10.5%増 日野が来年計画(日経・15面)

●トヨタが超える新しい常識:脱・新車依存の販売改革(日経・15面)

ひとくちコメント

07年中の全国の交通事故死者が54年ぶりに5000人台にとどまる見通しだという。警察庁のまとめによると、11月末現在5174人で、7年連続で減少傾向にあり、このまま推移すれば、6000人を下回ることになる。昨年は6352人だった。

きょうの産経などが報じているが、警察庁では「ドライバーの安全運転に対する意識の向上に加え、官民一体となった飲酒運転の撲滅活動などの結果」と分析している。

過去の年間の死者数をみると、ピークは1970年の1万6765人。ピーク時と比べれば死者は1万人以上も減少することになる。最近は高級バイクにもエアバッグが装備されるなど、自動車メーカーによる安全技術の進化も死亡事故の減少につながっているとみられる。

《福田俊之》

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