レクサスのデザインフィロソフィ「L-finesse」によって具現化されたスタディモデル、レクサス『LF-Xh』は、ちょっとした秘密を持っている(東京モーターショー、10月24日 - 11月11日、千葉市・幕張メッセ)。
LF-Xhのフロントスポイラーを良く見てみると、あることに気が付く。フロントスポイラー中央に設けられた、空気の取り入れ口であるエアインテークが、パネルで閉ざされているのだ。
これについてレクサスデザイン部の飯田秀明さんは、「このエアインテーク、実は開くんです。可動式なんですよ」と話す。「停車時は閉まっていて、走り出すと開く。必要な時にだけ空気を取り入れる仕組みなんです」
エアインテークを閉ざしているパネルに、横方向だけでなく、よく見ると、縦方向にもカットラインが入っているのはそのためだ。