富士重工業(スバル)とビームス(BEAMS)がコラボレーションして誕生した『インプレッサ BEAMS EDITION』は、ファッションとのマッチングが計算されている。流行との兼ね合いに関して、ビームスクリエイティブ、総合企画室プランニングディレクターの金田英治さんは、「洋服とクルマでは流行のスパンが違うので、一概には言えませんが、モノトーンに対してのアンチが出てきています。長い目でみると、暖色系のオレンジ、ブラウンの人気が出てくるだろうという予測はしています」という。「ただ今回は流行に乗るよりも、街中で見ない色を作りたいとの思いのほうが強かったです。それはビームスの独りよがりではなくて、時流を見たうえでの色になっているのが今回の選択です」と金田さん。「ファッションの短いスパンで言えばトラッド、ベーシックが流行っていて、いろんな色が溢れる中、次にモノトーンがくる可能性はあります。ただファッションがモノトーンになったときに、クルマの色も白、黒、シルバーでは、ものすごく暗くなってしまいます」「クルマは、気分が反映されるファッションの感覚で考えないほうがいいと思います。黒い服を着た人が、オレンジのクルマに乗ったほうが、映えるだろうし、モノトーンでもブラウンメタリックに寄っていたほうが、黒い服も映えるのです。ファッションのサイクル予測には、数年以上ハズレない自信はあります。ビームスは、ライフスタイルを提案するブランドですから、クルマの色そのものだけでクルマの色を考えることはありません」「オレンジは、街で言えばLAな感じだし、ブラウンはヨーロッパな感じがすると思います。当初、1色1種類展開という話だったんでした。それでは、ビームスのある側面しか表現できないということで、複数用意することにしました。ビームスエディションは4色あって、ようやく世界ができるのです。オレンジだけを用意して、若い男性だけに訴求していると捉えられるのは、本意ではありません」
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