去年のLAオートショー(ロサンゼルスモーターショー)でコンセプトカー『ナガレ』を発表し、その後も次々に同様のデザインコンセプトを発表して来たマツダ。そのマツダが今回のLAショーで発表予定なのが、『2018マツダ』コンセプトだ。
発表予定、というのは、これからクレイモデルを削り、24日午後3時にそのコンセプトカーが姿を現す、という演出のため。
10年後、マツダのベストセラーカー、『マツダ3』(日本名『アクセラ』)はどんな姿をしているのか。それをリサーチするため、マツダは一般からアイデアを公募。この「マツダデザインチャレンジ」でアイデアが採用されたのは、マロリー・マックモローさん。産業デザインを勉強中の学生だ。
マックモローさんはマツダのデザイナー、フランツ・フォン・ホルツハウゼン氏と共同で、2018マツダのコンセプトデザインを作り上げた。
15日に行われたマツダのメディア発表会は、デザインチャレンジとマックモローさんの紹介、そして荒削りのクレイモデルの2018マツダの紹介にとどまった。これから10日かけて、このクレイモデルからコンセプトカーを削り出す、というショーアップ形式。最終的に24日にコンセプトデザインが発表される。
史上初めてのユニークな形式によるコンセプト発表、10日後のマツダブースに注目したい。