トラックの「外部電源式アイドリングストップ冷暖房システム」が「第4回エコプロダクツ大賞」(エコプロダクツ部門)の「エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞」(優秀賞)を受賞した。
同賞は、国内のすぐれたエコプロダクツ(環境負荷の低減に配慮した製品・サービス)に対して、エコプロダクツ大賞推進協議会が表彰するもの。
外部電源式アイドリングストップ冷暖房システムは、日野自動車と東京電力が共同開発し、デンソー、大崎電気工業が技術協力した。
今回受賞したトラックの「外部電源式アイドリングストップ冷暖房システム」は、トラックのアイドリングを抑制することで、CO2排出量と燃料消費コストを大幅に低減できる点やドライバーの休憩時の快適性を確保し、安全運転への貢献に寄与していることのほか、騒音防止やNOxなどの環境負荷低減にも貢献していることが評価された。
今後とも、4社は、システムの普及促進を通じて、地球温暖化防止に積極的に貢献するとしている。
一方、12月13日から開催される「地球と私のためのエコスタイルフェア-エコプロダクツ2007」で、同賞の表彰式が行われるほか、東京電力がこのシステムを展示・紹介する。