【ロサンゼルスモーターショー07】VW、高温型燃料電池搭載のコンセプトカーを発表

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フォルクスワーゲン(VW)は、14日開幕のロサンゼルス・モーターショーにおいて、高温型燃料電池(high-temperature fuel cell)搭載のSUVコンセプト『スペースアップ! ブルー・コンセプト』(Space Up!Blue Concept)を発表する。

スペースアップ! ブルー・コンセプトは、VWが開発した高温型燃料電池を搭載している点が特徴。高温燃料電池は、従来の燃料電池に搭載されている冷却システムを必要としないため、簡単な構造となり、その分コストがかからない。また、水素を電気へと変換する効率も高いという。

燃料となる圧縮水素が詰められたタンクは車体の底部に設置されており、高温燃料電池には、12基のリチウム・イオン電池が接続されている。また、ルーフには太陽電池もつけられており、太陽光が当たると自動的に充電する。

12基のリチウム・イオン電池だけで104km走行可能。燃料電池の圧縮水素をすべて使用すると248km走行でき、太陽電池の補助が無くても最大352km走ることができる。

最高出力は61PS。最大トルクは88lbs。0-100km/h加速は13.7秒、最高速度は120km/h。デザインは、1950年代のサンバ・バスをイメージしている。サイズは、全長:1630、車幅:3680、車高:1569(mm)。

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