ケンウッドは、国内向け地域振興用陸上移動通信システムとして、アメリカ軍用規格「MIL-STD810」の11項目の基準をクリアしたUHF帯車載型無線機『TK-8183』を11月上旬から発売すると発表した。
TK-8183は、これまで米国をはじめとする数多くの市場で培った無線技術をベースに開発したモデルで、過酷な条件下でも耐えうる堅牢設計によりアメリカ軍用規格に定められた低圧力(高度)・高温度・低温度・温度衝撃・太陽放射線(直射日光)・降雨・湿度・塩水噴霧・砂塵・振動・衝撃の11項目の基準をクリアした。
また、地域振興用として、無線機器の操作に慣れてない人でも簡単に操作できるよう高い視認性と操作性を実現したとしている。さらに、「FleetSync」によるセレコール、メッセージ機能やGPS機能など多彩な機能を搭載することで、ビジネスユースとしての使いやすさも追求した。
価格はオープン。