気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2007年10月16日付
●新車社会論:第3部 暮らしをのせて(1) / 再び「あこがれ」の座を(読売・1、37面)
●東京モーターショー2007:スズキ最大、新たな「キザシ」(読売・8面)
●見えた次世代ナビ、カーブの先、事故車、合流地点近づく車(朝日・10面)
●ミクロの膜燃費よし 日産自動車部品摩擦減らす(朝日・15面)
●休息中トラック向け、エンジン止めても冷暖房可 東電、日野が電力供給システム(毎日・8面)
●広告市場、ネット独り勝ち(産経・11面)
●絵解きけいざい塾:乗用車保有台数 割安な「軽」にシフト(東京・8面)
●ケンウッド・河原春郎会長に聞く、カーナビで協業効果を(東京・9面)
●大卒採用内定調査、自動車・造船など2ケタ増 学生選別、質も重視(日経・11面)
●スズキ新小型車工場、投資額1900億円に、ディーゼル生産で上積み(日経・11面)
●欧州発エコカー競争、日本勢、世界にらむCO2規制、小型車戦略を加速(日経・12面)
●トヨタ向け列車JR貨物が増便 愛知−岩手間(日経・13面)
ひとくちコメント
主要企業の大卒採用内定者数(08年春入社予定)が4年連続で増加しているという。日経が集計した「2008年度採用状況調査」の結果を、きょうの1面と企業面で詳しく報じている。
大量採用の企業別ランキングをみると、トップのみずほファイナンシャルグループが2400人の内定者を確保したのをはじめ、資産運用ビジネスを強化している金融機関が上位を占めている。
自動車や電機業界なども将来の成長へ技術者を確保する動きが目立つ。自動車関連ではホンダが11位で計画(810人)を上回る831人の内定者を確保しているが、トヨタなどはベスト20以内に入っていない。
新卒者は即戦力にならないほか、3年以内に退職する新入社員も増えていることから「無理に新卒で人数を確保するのではなく、中途採用を重視する傾向も強まっている」(日経)としている。