BMWは、エネルギー効率・再生可能技術センター(CEERT)の共同創立者兼エグゼクティブ・ディレクターのジョン・ホワイト氏に量産型水素駆動セダン『BMW Hydrogen 7』を貸与すると発表した。
化石燃料の実現可能な代替燃料としての水素の幅広い支持を構築する「Hydrogen7パイオニア・プログラム」の一環として、カリフォルニアの大気環境に関する法および条例の立法に中心的に関わったエキスパートとして知られるホワイト氏に水素自動車を貸与する。
ホワイト氏は「CEERTはクリーン・エネルギーにおけるBMWのリーダーシップ、そして水素駆動車の公道走行を実現したエンジニアリングの優れた功績に称賛の意を表する。風力や太陽光、地熱といった再生可能なエネルギー源を利用した先進の自動車テクノロジーを商用化した」と述べ、BMWを称賛した。
BMWはホワイト氏のような、各分野の第一線で活躍する人の影響力を活かしていくことで、短期的に水素駆動車両への支持を構築し、長期的に現実的な水素基盤の需要を刺激し続けていきたいとしている。