7日、BMW『M3』にセダンボディが追加されることが発表された。ニュータイプモデルは、24日開幕の東京モーターショーでワールドプレミア。同じ東京モーターショーで日産が発表する新型『GT-R』にぶつける形でのお披露目となる。
先に発売された「M3クーペ」と同じ4リットルV8エンジンを搭載。動力性能は8300rpmで414hpを発揮する。組み合わせられるトランスミッションはクロスレシオの6速MTだ。
エクステリアは基本的にM3クーペと準じたスタイル。迫力ある前後バンパーや、パワーバルジが盛り上がったアルミ製ボンネット、フロントフェンダーのエアアウトレットや空力に優れたバックミラー等が採用されているが、M3クーペに採用されたカーボンファイバー製ルーフはコンベンショナルなスチール製になっている。
3シリーズセダンと同様、4枚のドアと5名分のシートをもつキャビンはM3クーペよりも広いスペースが確保され、もちろんトランクも付いている。
メルセデスベンツ『C63AMG』セダンやアウディ『RS4』などの欧州プレミアムブランドのハイパフォーマンス・コンパクトセダンの強力なライバルになりそうなこのモデルの発売は、来年春を予定している。