第一汽車集団公司、広州汽車集団股有限公司とトヨタ自動車は、天津市経済技術開発区に物流管理会社である同方環球(天津)物流有限会社(TFGL)を設立し、1日から営業を開始したと発表した。
一汽集団、広汽集団、トヨタの3社による合弁会社設立は今回が初めて。
TFGLは従来、中国のトヨタ関連事業体が個別に物流会社と契約して行ってきた車両・部品の物流業務を一元管理することで、業務の効率化とコスト低減を図る。
TFGLが契約した物流会社に対し、物流業務の品質向上に向け、一汽集団、広汽集団、トヨタの3社がこれまでに培ってきた物流のノウハウをもとに、コンピューターネットワークによる物流管理システムの導入支援や、物流コンサルティング業務等も実施していく。
TFGLの資本金は500万米ドルで、出資比率はトヨタが40%、第一汽車が35%、広州汽車が25%。従業員数は約40人。中国で生産する完成車や輸入車や生産部品、補修部品の輸送や物流会社に対するコンサルティング業務を行う。