「ライバル車はなし」という強気とも思える発言が関係者の間で飛び交うVW『ゴルフヴァリアント』だが、それには理由がある。輸入車の小型のステーションワゴンというカテゴリーで見た場合、ゴルフにライバルなしという販売実績があるのだ。
過去に4代目ゴルフ、3代目ゴルフのワゴンが投入された際、そのカテゴリーの台数が増える傾向が見られ、ゴルフがワゴンを出せば、その市場が伸びた実績がある。当然、今回もそれを狙っているのだという。
また、輸入車小型ステーションワゴンというカテゴリーでみれば、BMW『3シリーズ』やアウディ『A4』、メルセデスベンツ『Cクラス』と比べて価格帯が下。プジョー『307』やルノー『メガーヌ』とはクルマの性格も客層も違い、あまりライバル視する必要もないのだという。