フォードは9月のフランクフルトモーターショーで、新型のクロスオーバーモデル『クーガ』を発表する。このモデルは既に来年からの発売が決定している。
フォードでは『クーガー』の名でミッドサイズクーペを生産していたことがあるが、綴りはCougarで、今回のKugaとは異なる。クーガという語感を活かしながらも、以前の車とは全く違う車を開発したことになる。新型クーガは昨年のパリモーターショーで発表したコンセプト、『イオシスX』を市販モデルに発展させたもの。
クーガのデザインはフォードのチーフデザイナー、マーティン・スミスによるもので、若い世代のユーザーをターゲットに「イメージ・コンシャス」に仕上げられたものだという。
スムーズなオンロード性能とオフロード能力、先進的なデザインで若さ、自由、独立などを体現するというクーガ、ホンダ『CR-V』、トヨタ『RAV4』などのライバル車種になりそうだ。