BMWグループは、ミュンヘンのリンデ・ハイドロジェンセンターで、水素とプレミアム・ガソリンのどちらの燃料でも走行可能なエンジンを備えたプレミアムセダン、BMW『Hydrogen7』(ハイドロジェン7)をリンデAGのウォルフガング・ライツレ会長に貸与した。
ライツレ会長は「BMWとリンデは、燃料としての水素を使用した持続可能なモビリティの実現に向けて密接に協力している。今回貸与された同車は、ウンターシュラスハイムにあるリンデ・ハイドロジェンセンターにおいて、BMWのテスト車両にも使われている環境に優しい水素燃料が補給される」と述べている。
リンデは環境に優しい水素技術開発をリードしており、製造から補給に至るまで水素のバリューチェーンの機能に必要なテクノロジーを全て備えている。
リンデは、BMWのクリーンエネルギー・プロジェクトの独占的なガスパートナーで、可動式の燃料補給システムの供給元としての主導的な役割も担っている。