フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、VW『ゴルフワゴン』を7年振りにフルモデルチェンジし、車名を『ゴルフヴァリアント』に変更して、9月3日から発売すると発表した。
ゴルフヴァリアントは、2000年2月から販売した2世代目ゴルフワゴンの後継車種として導入する。
今回発売するのは、「ゴルフGT TSI」で好評な170psのTSIエンジンを搭載する「ゴルフヴァリアントTSIコンフォートライン」と、「ゴルフGTI」と同じ2.0TSIエンジンを搭載する「ゴルフヴァリアント2.0TSIスポーツライン」の2モデル。
これら 2種類の直噴過給エンジンには6速「DSG」を組み合わせ、高出力と低燃費を高次元で両立する。
マーケットから高い評価を受けている5世代目のゴルフハッチバックをベースに、全長を300mm以上延長したボディは、通常時で505リットル、最大1495リットルにも及ぶ歴代ゴルフワゴン最大のラゲージルームを確保した。
ダブルフォールディング式を採用した後席を折りたたむことで、ワゴンならではのフラットでスクエアなラゲージルームとなり、リヤネットパーティション、ラゲージネット、リヤスライディングカバーなどの装備とともに、様々な使い方に対応できる。
今回、ゴルフ ヴァリアント専用装備として、フォルクスワーゲン初の電動パノラマ スライディングルーフを設定した。従来比約3倍もの採光面積を持つ前後2分割式のガラスルーフで、開放感溢れる明るい室内空間を実現した。
また、8つのエアバッグやESP(横滑り防止装置)、フォースリミッター付シートベルトテンショナー(フロント、リヤ左右)などの高水準の安全装備を全モデルに標準装備した。2.0TSI Sportlineには、スポーツサスや225/45R17タイヤ、フロントスポーツシート、パドルシフト、更にバイキセノンヘッドライトなどのスポーティな装備を採用した。
価格は「TSI Comfortline」が296万円、「2.0TSI Sportline」が335万円。