5日、マツダは新型『デミオ』の世界販売を、現地生産が計画されている中国を除き年13万台と計画していることを明らかにした。
全量を広島市の本社工場(宇品地区)で生産し、国内外に供給する。国内は半数近くの6万台の計画。輸出は欧州向けが中心となり、北米への投入は予定していない。
井巻久一社長は、北米市場について「販売会社からは欲しいとも声もある。だが、現状の投入モデルとのバランスや当社のブランドを考えると、現時点では出さない方がいいと判断した」と述べた。
中国での生産は、米フォードモーターと現地企業との3社合弁である長安フォードマツダ汽車の南京工場で、来年早々にも開始する計画。