朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。
2007年6月22日付
●役員報酬個別開示を、ソニー株主提案44%賛成(読売・8面)
●開通圏央道、「高い」料金低い整備率(読売・33面)
●現代、日本の「壁」に挑む、世界販売は好調(朝日・10面)
●テクノ最前線、車庫入れハンドルお任せ、トヨタの支援システム(朝日・13面)
●7月12日公示 29日投開票、参院選、国会会期12日延長、日程ずれ対応追われる自治体(毎日・1面)
●論点:どう考えるバイオ燃料(毎日・7面)
●豊田章男副社長国内販売担当に、トヨタ(毎日・10面)
●企業の夏休み、平均8.2日(東京・1面)
●社説:高速道路料金、大幅な引き下げを急げ(東京・5面)
●新車以外も丁寧に販売、志賀俊之・日産自動車COO(東京・8面)
●日本車各社、アジアから輸出拡大、完成車、現地生産の1割りに、スズキやホンダなどFTA追い風(日経・1面)
●ブラジルで来月フレックス車、三菱自動車(日経・11面)
●リケン 独マーレと包括提携、自動車エンジン部品生産(日経・11面)
ひとくちコメント
トヨタ自動車はきょう22日午前10時から豊田市の本社で株主総会を開催する。 総会では06年度の事業、決算報告に続いて、取締役30人の選任、役員賞与支給など8項目の議案を決議する予定。
引き続き、総会後の取締役会では、3年目に入る渡辺捷昭社長をサポートする新布陣の担当業務などを決める。
その目玉は、次期社長の有力候補とされる豊田章男副社長の国内販売担当への起用。「難題に取り組むことで社内外の求心力を高める一方、章男氏の経験の幅を広げ、95年以来の創業家出身社長の誕生に向けた基礎固めを図る狙いもある」と、きょうの毎日が報じている。
また、11人の新任常務役員が誕生するのに伴い、部長級の人事も発表。このうち、マスコミの窓口役である早川茂広報部長の後任には小西工己・トヨタインスティテユート部長が就任する。