ポルシェ・ジャパンは、ニュー『911ターボ・カブリオレ』の受注受付を15日から開始したと発表した。
ニュー911ターボ・カブリオレは、「911」シリーズの中で20年の歴史を誇るクラシカルなソフトトップを備えた911ターボの伝統を継承したモデル。911ターボ・カブリオレはクーペモデルと同様、ツインターボチャージャーと可変タービンジオメトリー(VTG)を採用した3.6リッターの6気筒「ボクサー」エンジンを搭載し、最高出力は480PS、最大トルクは620Nm/1950rpmを発生する。
0-100 km/h加速のタイムは3.8秒で、最高速度は310 km/h。
シャシー周りではカブリオレに合わせてチューニングされたポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)、走行安定性を高めるポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム(PSM)、4WDシステム制御するポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)を標準装備した。4WDシステムには電子制御マルチプレートクラッチを採用し、瞬時に走行条件に応じてエンジン出力を前後のアクスルへ配分する。
パッシブセーフティ面では、標準装備となる6個のエアバッグに加えて、横転時にはAピラー内蔵のスチール製チューブやポップアップ式のロールオーバー・バーが作動することで、衝突安全基準を満たしてる。
日本への導入はカブリオレの主力であるティプトロニックSのみで、価格は2093万円。