BMWグループは、水素自動車の『Hydrogen 7』(ハイドロジェン7)を欧州委員会のギュンター・フェアホイゲン副委員長とアンドリス・ピエバルグス委員に貸与したと発表した。
ハイドロジェン7は、世界初の水素とプレミアム・ガソリンのどちらの燃料でも走行可能なエンジンを備えたプレミアム・セダンだ。
BMW AGで人事・社会担当のエルンスト・バウマン取締役とBMW AG労働協議会のマンフレッド・ショッホ会長から、ハイドロジェン7のキーが手渡された。
エルンスト・バウマン取締役は「我々が掲げる持続可能なモビリティの構想を、ご自身の目で確かめていただけるでしょう」と述べた。ショッホ会長は「気候保護というのは共同責任であり、お手本が必要なのです。こうした措置により、ヨーロッパにおけるハイテク生産拠点での雇用が確保されます」としている。
BMWでは100台のハイドロジェン7を生産し、水素自動車の開発を他に先駆けて推進している。