アウトモビリ・ランボルギーニは3月29日−4月1日に、ドイツ、エッセンで開催されたテクノ・クラシカにランボルギーニ『クンタッチ』(=カウンタック)を出展し、同車の生誕35周年を祝った。ランボルギーニは、クラシックカーに特化した世界最大のオートモビルショーとして知られるテクノ・クラシカに、クンタッチ27年間の生産を象徴する特別な2台、初期型「LP400」と最終型「25thアニバーサリー」を送り出した。両モデルともに、サンタアガタ・ボロネーゼのファクトリー・ミュージアムに飾られるランボルギーニ・コレクションからの出展。「クンタッチ」とは、ピエモンテ方言で、驚いた時や信じられないことを見聞きした時に発する感嘆詞、「クンタシ」の英語読みであり、マルチェロ・ガンディーニのファイナルデザインを見たヌッチォ・ベルトーネが思わず吐いた言葉、と言われている。フェルッチォ・ランボルギーニもその場に居合わせ、ニューモデルにふさわしいとして、この名称に決定した、とのエピソードが残されている。「LP」とは「longitudinale posteriore」の接頭語であり、V12 エンジンが縦置きで、しかもエンジン前方が車両後方を向いていることを意味している。デザインはもちろん、最高出力440馬力、最高速度300km/hというパフォーマンスも驚異的。
『カウンタック』や『ミウラ』を使って“特別実習”も、ランボルギーニの伝統を管理する「ポロ・ストリコ」10周年記念イベント 2025年7月31日 ランボルギーニのヘリテージ部門「ポロ・ストリコ(Polo Storic…