ジュネーブ・モーターショー(Salon international de l'automobile Geneve)は、3月6日のプレスデーを皮切りに開幕した(一般公開は3月8-18日)。
ダイムラークライスラーのディーター・ツェッチェ会長は、同社が開発したディーゼルエンジン排出物削減技術「ブルーテック」を搭載したメルセデスベンツ車が、ヨーロッパでは2008年から発売されることを明らかにした。
ブルーテック搭載車は、2006年10月より北米市場で販売が開始されている。『E320ブルーテック』というモデルで、2007年には1万2000台の販売が見込まれている。
また記者会見では、『Vision C220 ブルーテック』として、ブルーテック技術を採用したCクラスを公開した。新型Cクラスは今年1月の発売以来、すでに5万5000台が販売されている。このVison C220 ブルーテックは、2015年に施行される予定の「ユーロ6」という基準にすでに適合しているという。
ブルーテック技術採用車のヨーロッパ投入は、2008年の予定だが、Cクラスではなく『Eクラス』から投入されるという。