マツダ『CX-7』はスポーツクロスオーバーSUVをコンセプトにしていることもあり、走りのほうも入念にセッティングが施されているという。
はたしてCX-7のフットワークは、どのように仕上げられているのだろうか。CX-7の走行実験を担当したマツダ 車両開発本部の岡野良一さんは「スポーティな走りという定義はいろいろあると思いますが、マツダの考えるSUVのスポーティな走りは、RX-8のようなスポーツカーとは少し違ったものです」とコメント。
「CX-7ではドライバーが予想したとおりにクルマが動き、その先の挙動を認知できるような、正確性の高いハンドリングを目指しています。そのため、むやみに足回りを硬めて挙動を抑えるのではなく、サスペンションを動かしてしなやかな挙動を作り、その動きをドライバーに上手く伝えて、次の動作に移っていただくというものです」
「FFも4WDも方向性は同じですが、FFは軽快なフィーリングが味わえ、4WDでは少し重厚な走りを感じていただけると思います」
ちなみにCX-7のプラットフォームは、フロントがMPVと共通で、中間部分は大部分を新規に製作し、リヤの一部はプレマシーのものを使っているという。この組み合わせにより、そのハンドリングを作り上げることができたに違いない。
とかくスポーティというと、硬めの足回りを想像するが、CX-7のサスペンションはしなやかさを持たせ、その上で正確性の高いハンドリングを目指しているようだ。
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