新型車発表会に先駆け、カタルーニャ・サーキットでニューマシンのシェイクダウンを実施したルーベンス・バリケロがその感想を語った。「バルセロナでの『RA107』初走行は今後に期待の持てる内容だったよ」。
「第一印象もすごく良かった。僕がホンダに来て以来、マシンやチームがどれほど成長したかということに感銘を覚えたよ。RA107が正しい方向に進んでいることは間違いないと確信できた。」
「RA107の新しいステアリングシステムやサスペションジオメトリーは新ブリヂストンタイヤに合っている。バランスもとてもいい。改良版トラクションコントロールシステムの仕上がりも良く、ブリヂストンタイヤのポテンシャルを最大限に活かせるだろう」と述べたバリケロ。
初日の24日はトラブルもなく無事にテストを終えたホンダ勢だったが、翌25日、ジェンソン・バトンは電気系統のトラブルが原因とみられる故障で1ラップも走ることができなかった。