白いクルマに丸みを帯びたエアロパーツを取り付けると、なんとなく女性的な印象を持つ。しかしこのマツダ『MPVブライト・スタイリッシュ』コンセプトは違った(東京オートサロン07)。
大柄なミニバンにホワイトパールを組み合わせると、かなり大きく見えてしまう。しかし、フロント/サイド/リアスカートにクロームのラインを配したため、すっきりと引き締まった印象だ。
ベース車の大きなヘッドライト部にバランスさせた大きなフロントグリルと、フロントスポイラーに配された大きな開口部にクローム部品。これらがブラックスモークのリアウインドウに繋がって、鋭角で男っぽいスタイルにしているのだ。
ブライト・スタイリッシュに必要な要素は白と銀だけではない。窓の黒も重要なデザイン要素なのだ。