2007年、WRCにおけるスバル目標についてSTI(スバルテクニカインターナショナル)の桂田勝社長は、「すべては車だ。車さえ仕上がってくれれば、ペターもクリスも表彰台やステージトップタイムを争ってくれる。ドライバーのモチベーションは下がっていない」と語る。
STIとSWRT(スバルワールドラリーチーム)は12日、東京恵比寿のEBIS303ホールで記者発表会を開催した。
06年シーズンに、これだけ体制や車に問題を抱えたチームと複数年契約を結んだソルベルグを見ると、ドライバーのロイヤリティやチームの結束は問題はないといえるだろう。WRC活動のトップが車の開発の失敗を公言できるのも、2007年に向けての手ごたえがあってのことかもしれない。