日産自動車は16日、『シビリアン』と『ジャーニー』の補助座席に不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。99年10月から06年6月までに生産された8038台が対象。
補助座席の折りたたみ用ヒンジピンのシートクッションブラケットへの取り付け方法が不適切なため、折りたたみ操作の繰り返しでヒンジピンがずれ、ヒンジピンの抜け出しを防止する割りピンがシートクッションフレームに干渉するものがある。
そのため折りたたみ操作の繰り返しにより、割りピンが折損し、最悪の場合、ヒンジピンが抜けて補助座席が傾く恐れがある。