いすゞ自動車は25日、『ガーラ』の燃料噴射パイプと制動装置のエアチャージに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。05年6月から06年7月までに生産された243台が対象。
燃料噴射制御プログラムが不適切なため、中速回転域でパイプが共振して亀裂が発生するものがある。そのため燃料が漏れてエンジンオイルに混入し、出力不足または振動が発生してエンスト、再始動できなくなる恐れがある。
また、エアチャージパイプで、固定方法が不適切なため亀裂が生じるものがある。そのまま使用するとエアが漏れ、エアの充填時間が長くなる恐れがある。