三菱自動車は4日、東京・品川の本社で新型『パジェロ』の発表会を行い、益子修社長はその席上、今後のSUV市場について次のように語った。
「パジェロのような大きなSUVは、日本ではバブルのときが販売台数のピークで、その後減少しているが、世界という目で見ると、大きなSUVは増加傾向にある」
事実、いま行われているパリモーターショーの展示車ではSUVの比率が高いそうで、欧州では「SUVが多くなっていくのではないか」との見解を示した。
そして、益子社長は「過去は作り手が流行をリードしてきたが、いまは使われる方が流行をつくっている。買い手がイニシアティブをとったマーケットになっている。いろいろなSUVが出てくるだろう」と付け加えた。