【三菱 パジェロ 新型発表】3.8リットルはMIVECを追加

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新しい三菱『パジェロ』のパワートレインの最大の進化は、新たに「MIVEC」が組み合わされた新開発の3.8リットルV6エンジンだ。

先代パジェロは05年夏に排気量を3.8リットルに拡大したモデルを発売しているが、新型はその3.8リットルに低速と中・高速モードの2種類のモードを持つ、可変バルブシステムの「MIVEC」が組み合わされているのだ。

パジェロの商品企画を担当した三菱自動車の佐藤大輔さんは「新型パジェロの3.8リットルエンジンには可変吸気とMIVECを組み合わせ、出力アップと環境性能の向上を果たしました。また、3.0リットルエンジンは若干出力を下げていますが、環境性能を高めています」という。

MIVECを新たに追加した3.8リットルエンジンは最高出力を従来の219psから252psへと大幅に高めている。最大トルクに関しては34.4kgmから35.5kgmへの微増だが、発生回転数が3800rpmから2750rpmへと引き下げられているので、扱いやすさは大幅に向上しているに違いない。

トランスミッションに関しては3.8リットルは5速AT、3リットルには4速ATを継続採用しているが、パジェロでは初めてエンジン冷却水を利用したATFウォーマーを採用し、ATFの温度上昇を早めることで、約2%の燃費向上を実現している。また、ロングの3.0リットル車には5速MT車も用意されている。

大きくポテンシャルアップを果たした新型3.8リットルエンジンも、新型パジェロの魅力のひとつだ。

《岡島裕二》

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