パナソニック・トヨタ・レーシングチームは4日、F1日本GP開催を前に記者会見を開催した。トヨタ自動車常務役員(モータースポーツ担当)の山科忠氏は「死力を尽くす」と抱負を述べた。
「先日は、東京のMEGAWEBで、トヨタF1とホンダF1が一緒に走り、約8000名もの観衆が集まった。F1の関心の高さに、改めて身が引き締まる。今季はF1の厳しさを感じているが、今日ここでファンに向けて決意表明したい。最後まで死力を尽くす。ご支援、よろしくお願いします」
来季以降のF1開催が決定している富士スピードウェイについて、「美しい富士山をバックにF1を開催することで、世界中に日本をアピール出来るのではないか」と感想を述べた。
「観客の収容能力については、駐車場やサーキットまでの交通網の整備の問題も同時に解決せねばならず、まだ充分とは言えない。しかし、御殿場市など周辺の行政機関と緊密に連携して、鈴鹿並みの観客収容能力確保を目指す」