「インテリアは、ドライバーを囲むように、センターコンソールもドライバー側を向いています。初代(先代)で特徴的だった、丸型の円形ベンチレーショングリルは、新型にも受け継がれています」と語るのは、新型アウディ『TTクーペ』デザイナーのウルリッヒ・ワイズさん。
「またダッシュボードの断面は、エクステリアデザインのショルダーラインのイメージを活かしています」
初代TTはインテリアデザインも直線的、建築的であったが、新型のインテリアはエクステリア同様に、初代のモチーフを活かしながらも、エモーショナルでドライバーオリエンテッドなデザインになっていると言えよう。