【レクサス LS 新型発表】重量級を演出する軽量サス

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【レクサス LS 新型発表】重量級を演出する軽量サス
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レクサス『LS460』(9月19日発表)のサスペンションは、旧型トヨタ『セルシオ』のダブルウィッシュボーンとまったく異なるジオメトリーを持つ4輪マルチリンク。

乗り心地や操縦性に影響を及ぼすバネ下重量を減らすため、リアサスは5本のアームすべて、フロントサスも大物部品であるアッパーアーム、ロア第2アーム、ナックルアームについて、軽量・高強度の鍛造アルミ部材を使用している。

フロントサスペンションはキングピンの角度(ステア軸の傾き)を大きめに取るセッティング。このセッティングはステアリングを切ったときの反力が大きくなるが、ロールからの復元力も強くなる。しっかりした操舵感と巡航時のスタビリティを重視した、重量級ハイパワーサルーンらしさを演出しているのだ。

なお、旧型セルシオに存在した金属バネ仕様は廃止され、スプリングは全グレードともニューマチック、すなわちエアサスとなっている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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